ホワイトマスター限定戦の考察

昨日の大会はホワイトマスター限定のバトルだったので、通常の白黒両方に対応したものとは少し違うデッキバランスが要求されました。
標準と違うルールで大会をすると改めていろいろ考察することができるのが面白いです。


下記のページで大会参加者のデッキが一部公開されているので、これを見ながら考察してみます。
http://www.cardhero-bu.com/forum/topic.php?id=123

前衛は多めに

前衛は標準ルールでは13〜15枚にすることが多いですが、白限定戦では激しい殲滅戦になりやすいので、15〜16枚あった方が安定するようです。
特に、上位入賞した3人は全員16枚だったのが印象的です。
私は14枚だったのですが、中盤以降に前衛が不足しがちで、シールドを頻繁に使わざるを得ない状況に追い込まれる展開が多かったです。
1枚の違いは大きいです。

直接ダメージ系がほしい

相手マスターに直接ダメージを与えられるカードがあると、終盤に相手の読みより1手早く勝負を決めることができるようになります。
実力の近い人との対戦だと、この1手の差で勝敗が入れ替わることもよくあります。
昨日の大会ではポリスピナーが活躍していたのはもちろん、ピュアやアサシンも有効に働いていたようです。


私の試合ではハクシさんとの対戦で、終盤HPは4-2でリードしていて、自陣にはLv3ダインとLv2ポリスピナーがいて両方にシールドをかけてターンエンドしたので必勝態勢かと思っていたら、次の相手のターンにピュア3体+アサシン1体で4ダメージ食らって逆転負けしました。
手札にはスケープゴートがあってストーンもたくさん余っていたので守る手はあったのですが、相手陣に見えていたのはピュア、ピグミィと伏せカード1枚だけだったので、まさかここから4ダメージはないだろうと判断したのでした。

後衛は標準通り

ヤンバル3枚に、ピグミィ、マージス、キラービを計3〜4枚足して全部で6〜7枚の構成の人がほとんどでした。
ピグミィ、マージス、キラービの3種は一長一短あり、他のカードとの兼ね合いやどんな戦い方を好むかで構成が変わります。
オーパスも面白いカードだと思いますが、今回は見かけませんでした。

マジックはドロー5を2枚と他6枚

前衛を多めにした分削られるのはマジック枠になります。
安定した手札供給のためにはドロー5を2枚は欠かせないので、それプラス他6枚にするのが良さそうです。
6枚の内訳はスケープゴート3枚、黄昏の風1枚、移動系(ワープ、ローテーション)2枚がオーソドックスな構成と言えます。


白限定戦だと黄昏の風が活躍するのではないかと思っていたのですが、自分が対戦した感じでは意外と有効に使える場面は少なく、2枚入れていると余り気味でした。
へりとんさんも同様のコメントを述べられています。
うまい人ほどシールドを使う回数が少ないとは言え要所では必ず使うはずだし、守りのスケープゴート解除にも使えるカードなので、この結果は意外でした。


以上、大会参加者の使用デッキを参考に考察してみましたが、カードヒーローは奥が深いのでこのルールで継続的に研究すれば全然違うバランスのデッキが有力になる可能性は十分あります。
もっと掘り下げてみたいですね。